食品の安全性に関するアンケート結果

食品の安全性に関するアンケート結果

食品の安全性について2008年に民間団体が調査したところ、約8割が食の安心・安全に不安を感じていることがわかりました。
食品の安全性について、「非常に不安」が25.2%、「やや不安」が54.8%となり、約8割が食品の安全性に不安を訴えました。
男女別では、男性が計 70.6%、女性が計88.0%と、実際に食品を購入したり調理をしたりすることの多い女性の方がより不安を感じていました。
安全性に不安を感じる点を複数回答で調査したところ、「生産地・原産地」が60.0%と最多で、「残留農薬」が59.6%、「食品表示」が56.8%、「添加物」54.9%などとなりました。
食品購入時にパッケージなどの説明をどの程度意識するかについては、「とても気にする」が27.3%、「まあ気にする」が52.4%と、約8割の人が表示を意識していました。
その一方で、「表示はあまり信頼しない」が30.3%、「全く信頼しない」が4.7%で、3人に1人が不信感を持っていました。

私は食品業界に10年以上在籍していますが、私のかかわっている食品業者さんはまじめに表示していますので、今回の結果は大変残念に思いました。
もちろん、昨今の食品に関する悪いニュースの多さ、ミートホープや三笠フーズや中国の汚染食物などの報道を見聞きすると、「この表示は大丈夫?」と疑ってしまう気持ちはわかりますが、一般の食品業者は表示に対して神経質なまでに気を使っています。
特に、大手スーパーや生協に収めている食品は、その食品に使われている調味料や添加物の製造メーカーや、原材料の原産地まで細かく規格書に記載しています。
原材料の原産地とは、たとえば「めんつゆ」に使用されている「醤油」の原料の「脱脂大豆」の原料の「大豆」が「アメリカ産」であるということ。
そこまで細かく管理しているのです。

私が食品業界に入った十数年前は、(大きな声ではいえませんが)生協に収めている商品でさえ、「添加物不使用」と謳っていながら、実際にはうま味調味料を添加している例が見られましたが、「アレルギー表示」「原産地表示」と、規制が細かく決められるにつれ、規格書の内容も細かくなっていき、こういったごまかしはなくなっていきました。

とはいえ、表示については消費者の方も「見てもよく分からない」と思っておられるようですが、生産者の方はそれ以上に「難しい」のが現状で、未だ勉強不足のため間違った表示をしている食品業者も見受けられます。
表示が勉強不足なら、そのほかの衛生などの面でも押して知るべし。
不安を感じますよね。
間違った表示については、改めて解説しますね。