新規食品添加物を、厚生労働省が新規に指定しました。
今回了承された食品添加物は、いずれも国際的に必要性が高いとされる添加物(国際汎用添加物)および香料物質(国際汎用香料)に分類されていたものです。
欧米などで広く使用されている物質を食品添加物として指定することで、食品のグローバル化に対応することが狙いです。
新規に食品添加物に指定される物質は、加工デンプン(アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、デンプン、アセチル化酸化デンプン、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、酢酸デンプン、酸化デンプン、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン、リン酸化デンプン、リン酸架橋デンプン)の11品目と、L-グルタミン酸アンモニウム、ステアロイル乳酸ナトリウムの計13品目です。
加工デンプンは、従来『デンプン』として一括りで『食品』扱いにしていたものを、『食品』としてのデンプンと、『食品添加物』としてのデンプンに区別しました。
L-グルタミン酸アンモニウムは、食品の風味増強剤、食塩代替品などとして広く欧米諸国などで使用されています。
グルタミン酸ナトリウムと異なり、旨味のほか、得意な味も併せ持つのが特徴です。
ステアロイル乳酸ナトリウムは、乳化剤や安定剤に使用されます。
使用対象は、菓子、生菓子、パン、蒸し饅頭、ミックスパウダー、麺類などに限られます。
使用量は、ステアロイル乳酸カルシウム(CSL)との合計として、生菓子の製造に用いられるミックスパウダーで1kgあたり10g以下、麺類(マカロニを除く)でゆでめん1kgにつき4.5g以下などの基準が設けられました。